
以前、こんな記事を書きました。
[kanren postid="111"]この記事を書いたときに、病児保育ってあまりにも知られていないことに気づいたので、記事にしました。
Contents
病児保育とは
こどもが感染症などの病気にかかって、保育園にいくことができないときってありませんか?
お父さんやお母さんが仕事などで休めないときに、こどもに無理をさせることなく、お父さんやお母さんに代わって、保育士・看護師が、子供の状態に合わせて適切な保育・看護を行う場所のことです。
簡単に説明すると、「保育園だけど、病気の間も預かりますよ!」っていう感じですかね。
病児保育のタイプは大きく分けて2つ!

病児対応型
こどもが病気の「回復期になっていない場合」で、しばらく急変がなさそうな場合に、病院や診療所(クリニック)、保育所などに別のスペースを設けて保育を行っています。
こっちの場合は、多くは医療期間に併設されています。やっぱり病気の真っ只中なので、何かあった場合には病院やクリニックをすぐに受診出来るためです。
病後児対応型
こどもが病気の「回復期」で、集団保育が困難な場合(人にうつしてしまうなど)、病院や診療所(クリニック)、保育所などに別のスペースを設けて保育を行っています。
こっちの場合は保育園でも用意しているところがありますが、やはり医療期間に併設されている方が多いです。
どっちの場合でも、病気のこどもが安心して過ごせる環境を整えるために、保育士や看護師が配置されています。
病児保育をどこでやっているか知らないんだけど…
これ、意外と検索で引っかかるんですよ。
例えば、Googleで「病児保育 東京」と検索すると…

約447,000件の件数がヒットして、広告の次に東京都のサイトが出てきます。
そのサイト(以下のリンクがそうです)を見てみると…

東京都福祉保健局が東京都の病児・病後児保育施設一覧を公開しているんです。
ちなみに2016.2.1現在で133か所の病児保育施設を見つけることができます。
値段ってどれくらいかかるの?
これは住んでいる自治体によって変わるようです。
東京都はだいたい1日2,000円で利用可能です。
仕事を休むより損失は少ないようです。
デメリット
これだけいい制度なのですが、デメリットもあります。
手続きがめんどくさい
東京都ではほとんどの区で事前に登録をしなければなりません。
1度行えば良いのですが、「あっ、熱が出たから病児保育を利用しよう!」と思っても、事前登録していなければできません。
また事前登録していても、預かる際は基本的には医療期間を受診して書類を書いてもらわなければならないのもめんどくさいです。
預かることができる人数が少ない
病気の子を預かるため、病児保育は多くの人数を見ることができないため、自然と預かることができる人数が少ないです。
その他
前日までに予約するところが多いというのも欠点です。
当日の熱では無理な場合もあります。(利用できる場合もあります)
もちろん重症のこどもはあずかれません。
まとめ
デメリットもありますが、病気の子供を見てくれる施設が1日2000円で利用できるのは素晴らしいと思います。
場所によっては、医師が毎日診察してくれるところもあり(アルバイトでしたが、ぼくも診察したりしていました。)、しっかりとケアができるので、保育園に入られる方は、事前登録だけでも今のうちからやっておくといいかもしれません。