こんにちは、ふー(@dr_fooooo)です。

ぼくは普段小児科医としてこども病院で働いています。

このブログでは、小児科医であるぼくがわかりやすく医療のことをお伝えしています。

今回のお話は、小児科医ならば持っておきたいおすすめの教科書を紹介したいと思います。

実はだいぶ昔にも教科書のおすすめをしたことがあるのですが、情報が古くなってしまったため新しく記事を作ることにしました。

今回おすすめする教科書に関しては、研修医の先生にも持っていてほしいものも紹介するため、参考にしてもらえると幸いです。

教科書を紹介する前に大事なこと

ぼくが初期研修医になってすぐの頃、「毎月給料の10%は教科書に使え!」と指導医から言われました。

さすがに毎月10%分の教科書は買えていませんでしたが、たくさんの教科書を買って勉強した財産は今の臨床でも生きています。

若手でいる間は教科書は出し惜しみせずに買ったほうが良いです。

医学書・教科書代は自分への先行投資!

でも医学書は高い…

少しでも安く買う方法として、民間医局を登録してまとめて買う方法があります。

最大12%引きで買えるので、登録していない方は登録しておきましょう。

医師賠償責任保険とまとめられていますが、この記事がわかりやすいので参考にするとよいと思います。

ちなみに民間医局は怪しいサイトではありません。

学生時代や研修医時代にお世話になったレジナビフェアを開催している会社です。

医師28万人のうち11万人が登録しているので、多くの医師が登録しています。

民間医局で注文すると多少日数(といっても1週間程度)がかかるので、早めに教科書をほしい方はAmazonで頼むほうが良いかと思います。

ぼくは今までの本をほとんど民間医局で購入しています。

教科書代は今までで数十万円はかかっていて、12%引きの浮いた分でまた新しく本を購入できています。

登録していない方は先に登録をしておきましょう!

それでは小児科医おすすめの教科書を紹介していきます。

読み物としておすすめ!

まずは読み物としておすすめできる本を紹介していきます。

HAPPY!こどものみかた

初期研修医
後期研修医

これは小児科をまわる初期研修医の先生に絶対のおすすめな本です。

小児科とはどんなところか、タイトルの通りこどものみかたについて教えてくれます。

初期研修医では内科や外科など成人を診ることが多いため、この本で小児科の常識みたいなものがわかります。

後期研修医の先生も一通り読んでおくことを強くおすすめします

小児の薬の選び方・使い方

初期研修医
後期研修医

初期研修医の先生にはこちらもかなりおすすめ!

症候・疾患ごとにどのように考えて、どういった薬を処方するのか、かなり簡潔にまとまっていています。

問題はこれを見ればなんとなく薬を出せてしまうこと。

この本は病態などの説明は少ないのでこれだけで勉強するのはやめたほうが良いかもしれません。

後期研修医の先生は持っとけば安心だけど、すぐに使わなくなるかも…

正常ですで終わらせない! 子どものヘルス・スーパービジョン

初期研修医
後期研修医

この本は初期研修医&後期研修医の先生に本当におすすめします!

最近出た本で1番と言っても良い本だと思います。

小児科は成長と発達、つまり1歳で何ができる、3歳までに何ができるなどを診ることができないといけません。

見逃してしまえば一生涯に影響を与える可能性があるから、小児科医は慎重に評価をしています。

そのことを詳しく説明しています。

全員の医師が買っても良いと思います。

自分の子育てにも役に立つことが多く書いてあるので、初期研修医の先生は将来に備えて購入しても良いと思います。

 

読み物として紹介したこの3冊は、初期研修医の先生であれば持っておいて損はありません!

必ず小児科研修が充実したものになると思います。

後期研修医の先生も小児科医になりたての頃は読んでおいたほうが良いと思います。

白衣のポケットに入れておくべき本

今度は小児科の研修中に実践で役に立つ本を紹介します。

ぼくは今でもポケットに入れているものも多いです。

小児科当直医マニュアル 改訂第14版

初期研修医
後期研修医

この本は、実際の当直で役に立つ本です。

救急外来では時間のない中でいろいろなことが差し迫ってきます。

そんなときにこの本が1冊あるだけで、とりあえず乗り切れることが多いです。

もちろん病態の記載は少ないので、やりっ放しにならないようにしなければなりません。

この本は指導医になった先生方もポケットに入れている事が多いですので、後期研修医の先生は必ず購入しましょう!

病院によっては初期研修医の先生は、救急外来では見学が主だったりするので、その場合は必須ではありません。

新 小児薬用量 改訂第8版

初期研修医
後期研修医

小児の薬用量は体重や体表面積から計算して処方します。

そのことが詳しく記載されているポケットサイズの本になります。

初期研修医の先生は1人で処方して帰宅させることはないと思うので、この本はいらないと思います。

逆に言えば後期研修医の先生は必ず必要な1冊です!

当直医のための小児救急ポケットマニュアル

初期研修医
後期研修医

この本は成育医療センターが出した救急ポケットマニュアルです。

ぼくは先ほど紹介した小児科当直医マニュアル 改訂第14版(神奈川こども)のほうが好きなのですが、成育のレジデントはこちらを使っているそうです。

病院の雰囲気に合わせて購入する形でしょうか。

ハリエットレーンハンドブック 第2版 ジョンズ・ホプキンス病院小児科レジデントマニュアル

初期研修医
後期研修医

ぼくが後期研修医時代に1番使用した本の日本語版です。

ぼくが使用していたのは、英語版です。

本の後半にはほぼすべての薬物量(海外での使用量)の記載があり、使いやすいです。

感染症の疾患によっては日本の添付文書量を超えて使うこともあり(小児科ではよくあると思います)、この本を参考に使用しています。

問題はこれだけで白衣のポケットはパンパンになってしまうこと、日本語版は5年前のものなのでおすすめ度合いは低くしました。

英語に抵抗がない後期研修医はぜひ持っておきたい1冊です。

調べるときに必須の教科書!

ネルソン小児科学 原著第19版

初期研修医
後期研修医

小児科医のバイブルのネルソン!

「ネルソンに書いてありました」と言えば、小児科教授も何も言えないレベルです。

後期研修医は必ず買っておきましょう。

38,000円もするので初期研修医は買わなくていいと思います。

日本語版が19版、英語は20版とあまり差がないので、買うなら日本語版で良いと思います。

ちなみに英語版であれば18,000円くらいで買えちゃいます。

最新ガイドライン準拠 小児科診断・治療指針

初期研修医
後期研修医

教科書ではないですが、ガイドライン準拠しており、大まかな疾患をカバーしているので、おすすめとして登場させました!

個人的には好きですが、ちょっと病態が浅いところがあるので、これに加えて勉強したほうが良いかもしれません。

小児疾患診療のための病態生理I, II, III

初期研修医
後期研修医

この本は、月刊雑誌の「小児内科」の増刊号で発売された本です。

3冊で小児科疾患をすべて網羅しており、マイナーな症候群まで一通り載っています。

後期研修医の先生は買うべき1冊でしょう!

Amazonのリンクを貼っていますが、定価より高く設定されているので、この本は民間医局での購入がおすすめです。(もしくは出版会社から)

定価が3冊で30,000円+税なので、民間医局で購入すれば12%引きで買うことができます。

まとめ

小児科医おすすめの教科書をたくさん紹介しました。

初期研修医の先生は、読み物3冊(HAPPY!こどものみかた, 小児の薬の選び方・使い方, 正常ですで終わらせない! 子どものヘルス・スーパービジョン)+小児科当直医マニュアルを購入すれば、小児科研修は充実したものになると思います!

後期研修医の先生はほとんどの本を買ったほうが良いと思います。(おそらくほとんどの小児科医が持っています。)

全部買うと10万円以上するので、少しずつ揃えていくのか、民間医局で購入したほうが良いかと思います。

医学書を安く買う方法を知っていますか?

医学書って高いですよね。

ぼくが初期研修医になってすぐの頃、「毎月給料の10%は教科書に使え!」と指導医から言われました。

さすがに毎月10%分の教科書は買えていませんでしたが、たくさんの教科書を買って勉強した財産は今の臨床でも生きています。

若手でいる間は教科書代は出し惜しみせずに買ったほうが良いです。

医学書・教科書代は自分への先行投資!

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